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ことだま屋EXステージ「クロボーズ」を終えて その3

 11/27日に開催された「クロボーズ」リーディング公演についての語り第三回。残る6名はステファン、ねね、ミミ、茶々、蘭丸、信忠を演じてくれた各氏。そして、クロボーズの今後。今回、さらに長文、おことわりしておきます。

 ヤーボの宿敵ステファン・スミスは、プロデューサー・明智・コウタ君、制作・お市・笠原さんらとV.Sユニオンなるバンドを組んでるロバート・ウォーターマン君。人並み外れた巨体に、長髪に髭はキャラ的にずるいよね。強面も出来れば、そのギャップで笑わせたりも出来る。見たままでイメージできる柴田勝家の恫喝や、遠い親戚クリス・ペプラー張りの美声でナレーションもやる。クリス・ペプラーの遠縁、つまり明智光秀の末裔ってとこでさらにキャラを濃くする。あちこちの舞台に引っ張りだこで、始終、舞台に出てる印象。細やかなところに気を配れる紳士的なところも人気の秘訣。ん? それもギャップ。ずるいよw

 秀吉の愛妻ねねを演じた平田由季さんの名前は、かなり前から知ってました。十年前に舞台やってた頃に何度も出てもらった声優さんと二人でライブとかやるユニットを組んでたからです。実際にお会いしたことは無かったけど、画像は何度も見てるし、曲も聞いたことがある。でも、やっぱり本人と会うと印象変わるよね。なるほど、ねねにキャスティングされる雰囲気ありました。ヤーボのお母さんとか、子供の役とかは、もちろんこなせるキャリア。これを書いてる横でカルトなホラー映画「ゾンビーバー」がかかってる偶然。これの吹替版で、一番色っぽい役やってるのかぁ。その振り幅も、なかなかだね。

 ヤーボの一番小さな妹ミミ役の有澤睦美さんも、微妙にご縁があった。私と茶風林さんが知り合うきっかけのTVアニメ「からくり剣豪伝ムサシロード」の監督しぎのさんが共通の知り合いで、同作でセン姫を演じてた松井菜桜子さんの事務所の人だったのね。思えば私ムサシの頃から時代物をアレンジしたネタばかりやってる。初回の読み合わせは濃い方らが多く、ミミ役をやってることに気づかず、二度目の稽古で青年役や少女役を演じ分けてるのに気づきました。さらに本番のステージではガラッと印象が変わり…、まあ、女性は化けるなぁ。まだまだ進化しそうで楽しみな女優さん。大人になったミミ役は実は…。言えない。

 茶々を演じてくれた安井咲希さんは、実にアニメの女の子っぽい声。もちろん小さな子供の役にもピッタリはまる。三姉妹は長女、次女、三女のイメージが、見た目と逆のキャスティング。そこで長女を演じるには出来る限り大人っぽい声で芝居しなければならない。とは言っても、実際は大人の女性なわけだから、それが出来ないはずはない。で、本番では、実にいいバランスでの長女を演じてくれました。史実だと秀吉の側室になり、実子をもうけるわけだけど、さて、そのあたりは、どうしたものか、作者としては悩ましい限りなんだけど、いただいたイメージを頼りに作ってみます。

 渡部康大君は、ワタナベヤスヒロ君と読みます。直前ギリギリに作った当日パンフで、名字から名前の読みから違ってて、デザイン担当としては誠に申し訳ない。なので、もう一度、渡部康大君は、ワタナベヤスヒロ君と読みます。役柄は森蘭丸。主役ヤーボと信長にはさまれて芝居するという、かなり美味しい役どころ。彼も実にイマドキのアニメっぽい声で、女子がたくさん出てくる作品の男一人とかがはまりそうなイメージ。舞台を終え、打ち上げを終えた横浜からの終電、最後に分かれたのが彼だったな。ことだま屋を支える若手とプロデューサーが言ってたので、また近いうちに会いそうね。それは15人みんなに言えるけど。

 最後は七野正行君。彼もまた、ことだま屋を支える若手で、声優というより舞台役者として呼ばれたとのこと。なるほど、レフェリーの役でも、足軽大将の役でも動いてたね。実際に殺陣もこなせるキャストがいることで、戦闘シーンの空気、緊張感を作れたのは大きかった。破天荒な話だからこそ、要所で説得力がないとグダグタになってしまう。それを流れるように見せられたのはモブの功績。美味しい役どころと言えば、クロボーズきってのイケメン、信長の跡取りの信忠役も彼。今回のキャスティングは、とにかく見事にはまってて、全員に見せ場がある、いいバランスだったと改めて思うなぁ。

 その1を書いた後、呑みに行った相手は、鈴木コウタ君でした。ゆっくりお疲れ様会でもと思ったんだけど、生き急いでるコウタ君とワーカホリックの私が話すと、常に企画会議になってしまうよね。次の展開も、そう遠くないうちに発表できると思いますので、もう少々お待ちください。

 クロボーズ、現在コミックアーススター上では二話まで無料配信。秀吉と前田利家の登場までは無料で読めます。千代女、お市と浅井三姉妹、本能寺の展開は発売中のコミック第一巻に収録されています。朗読会では、単行本に続く13P分を描き下ろして、ほんの少しだけ先に見ていただきました。正式には、また描き直すことになるだろうけど、その辺はたみさんの心意気。web版と単行本版も、かなり描き直したしね。で、たみさんは、今、引き続き、9話の残りに入り、私は10話以降の構成にかかります。

 歴史上では本能寺で信長と共に討ち死にしたとか、本能寺を出て信忠に襲撃を知らせようとして光秀に捕らえられたが放免されたとか、弥助の顛末には諸説あります。クロボーズというタイトルは、企画段階では黒人侍でした。クロボーズというタイトルを提案したのは、信長公記に、その言葉があったことと、侍に限定せず、続きの展開を考えたかったからなのです。続きの展開は、討ち死に説と生存説の間を取った形…かな。ヤーボが弥助の名を捨てて名乗る新たな名は…で、今回の朗読会は終わりにさせていただきました。実は、かなり伏線張ってるので、気づく人もいるんじゃないかな。
 信長が何故ヤーボが妹たちに歌っていた現代のジャズを口ずさんでいたかも二巻で明らかにします。信長さん、弥助に止められてしまったけど、次はフルコーラス歌えるんじゃないかなぁ…。

 より厳しくなる漫画業界。クロボーズの連載再開は第一巻の売れ行き次第。今回のイベントで多くの方に知っていただきましたが、まだまだ世間的には「何それ?」な作品です。そんな未知数の作品のポテンシャルを最大限に引き出してくれた、ことだま屋本舗、演出・映像の加藤君、キャストのみなさん、来場していただいたみなさん、コミックを読んでいただいた皆さんに、改めて感謝いたします。
 出来るだけ早く、続きをご覧いただけますよう、ご協力いただければ、さらにありがたい。Amazon等の書評、感想ツイートの告知効果は非常に高いし、何より作ってる者には、大変、力になります。引き続き、よろしくお願いいたします。

クロボーズのたみさんとの作品「きわめて!? チャフウリン」、
http://comip.jp/garakunomori/mangas/49
クロボーズと同時期になぜかタイムスリップネタでかぶってしまった「戦国新撰組」、
https://www.sunday-webry.com/comics/sengokushinsengumi/
公開中です。あわせてごらんいただければ幸いです。

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